戦前スライド式

※これは70年近く前に短期間製造された製品です。通常,この型に遭遇することはないでしょう。

写真はこちら

●特殊火口モデルで,ハクキンカイロもこの機種用火口は既に製造していません。
●こはる火口が使えます。心配なときはハクキンカイロに問い合わせてください。
●ベンジンカップ,袋はPEACOCK用が使えます。
●ベンジン容量25mlで24時間のモデルです。PEACOCK用ベンジンカップで2杯まで入ります。(当時付属していたアルミ製カップだと1杯です)
●火口がだめになっていてこはる換火口がすぐ手に入らないような非常時にはPEACOCK換火口の触媒部(スポンジ状の部分)を古い火口に移植して使ってください。このときスポンジ部は素手で触らないでください。(機能低下します)
◆古い火口の針金で巻かれたモコモコ部分を外します。モコモコ部は捨てますが,残りの刻印のある本体部は使います。
◆次に、PEACOCK火口を分解します。刻印のある本体部,フワフワの触媒部,触媒部を下から押さえる長円形の金具の3つに分かれます。フワフワ部分は素手で触らないようピンセットで分解します。
◆長円形の金具は,そのままでは元の火口には若干大きく,入りません。
金具を「∈∋」のような形にひしゃげるように少し折り曲げ、無理やり旧火口に下から押し込みます。左右も少し長くて入りませんので,旧火口に入れたときは,金具は斜めに入ります。
◆ここで新火口の触媒部を,火口の上から金具の上に置きます。金具が斜めなので触媒部も斜めになりますが気にせず使います。
◆こうやって改造した火口は,触媒部を上から押さえる機構がないので,触媒が飛び出さないよう注意して使います。
◆これはあくまで,他に手段のないときの応急法です。すぐにこはる火口を注文し,届いたら取り替えて使いましょう。
◆サイト作者は本当にこうやって改造してみましたが,はっきり言って手間ばかりかかって意味ありません。よほど特殊な状況以外では素直にこはる火口を使ってください。
◆この改造火口を使う場合の注意点はこちら。(そのままだと過熱する可能性があります)

メニューへ戻る