※Zippo Hand Warmerはハクキンカイロが作っている、とか、ハクキンカイロのOEM、などという情報が現在も流れていますが、このページを見れば分かるとおり、2023年現在、国内・国外で販売されているZippo Hand Warmerは、ハクキンカイロとはパーツも使用方法も異なる全く別の製品で、ハクキンカイロが製造した製品ではありません。パーツ類もハクキンカイロ製ではありません。
Zippo Hand Warmer (USA 2010年モデル) | 交換パーツ | |
火口 | 専用 | |
袋 | Zippo2006 (STANDARD用使用可) |
|
カップ | 専用 | |
燃料 | 1(12.5ml) /12h |
この製品はハクキンカイロ株式会社のものではありません。ハクキンカイロに問い合わせをしないでください。
この機種は大きさ68×101mmです。2003年〜2015年頃に発売されたZippo Handy Warmer(日本国内モデル)、と、2006年版アメリカ合衆国モデル、2009年版アメリカ合衆国Zippo Hand Warmerとは、形状は非常によく似ていますが別物です。基本的に袋以外のパーツに互換性はないと思ってください。(カップは流用できるモデルがあります)
写真に掲載したのは2010年発売の初期モデルですが、2023年現在販売されているものは、バーナがハクキンカイロの火口とよく似た形状になっています。ただし似ているのは形状だけで大きさは異なります。無理矢理つければハクキンカイロ製HAKKIN火口がつくという情報もありますが、推奨はされていません。U.S.A.2010年以降モデルとマルカイ版、U.S.A.2010年以降モデルとハクキンカイロは、バーナー等のパーツに互換性はないものと思ってください。
性能も異なります。従来製品はカップ2杯で24時間保温でしたが、このモデルは1杯で12時間保温となっていて、2杯入れた場合の説明がありません。(1杯を超えた量は注入できない設計のようです)
1杯以上入れるな、というような意味の表記があります。が、説明書の別の場所には1回目だけはカップ2杯入れろみたいなことも書いてあります。
使用方法も若干異なるようです。
正式にはモデルは「Delux Hand Warmer」です。従来品に比べ「Delux」が追加されていますがどこがDeluxなのかよく分かりません。なお、価格は大幅に下がったようです(定価19ドル95セント)(2010年現在)。
2023年現在、日本国内販売代理店のマルカイコーポレーションが取り扱っているのはここに挙げたシルバーモデルではなく、黒色モデルのみです。
また、マルカイコーポレーションはUSA版ではなく全世界共通モデル、または台湾製と呼んでいます。
(マルカイの国内版で違うモデルで台湾製のもあったりするのですが……)
パーツの名がハクキンカイロのものと若干異なります。火口→バーナー、ベンジンカップ→注油カップ、ベンジン→オイル が、公式な呼び名になります。
この機種について、使い方以外の情報を知りたいという方は、Zippo編をごらんください。