2002年モデル

※この製品は2002年出荷モデルで、既に流通していません。2024年現在流通しているZippo Hand Warmerは、ハクキンカイロとはパーツ形状も使用方法も異なる全く別の製品です。

上の写真は、Zippoハンディウォーマー2002年モデル(当時4500円)と、ハクキンカイロBM(当時定価2200円)のパッケージ内容です(説明書類は省略)。
外観はBMと全く同じ大きさで、ただ、ライターを取り除き、かわりに点火チェック用インジケーターをつけたモデルです。(チェッカーはふたの左わきについているのでこの写真ではよく見えません)付属品の燃料カップの「BM」の刻印まで同じで、その他違うところというと、袋が布からフリース袋になったところだけです。
火口(Zippo版の名称はバーナー)は、形は少し違いますが、完全に互換性があり、だめになった場合、BM火口で代替可能です(メーカー公認)。念のために書いておくと、Zippo火口にはHakukinのロゴはありません
燃料カップ18mlで18時間燃焼という性能には違いはありませんが、Zippo版では当然ながら、燃料にはZippoライターオイルを使うことが推奨されています。別に他社製燃料は使用禁止とは書いてありません。綿の交換は有料とは書いてあります。
BMの2倍の価格でBMより機能が低い、ということで、知っている人にはあまり評判の高くなかったモデルですが、生産数(3000個限定)からして試験発売も兼ねていたのだと思われます。
出荷当時は専門店などがすぐに仕入れてしまって発売元には直後から在庫が全くなかったようです。当時はZippoやライター専門店(特に、上野アメ横)などにあるという情報が多少ありましたが、とにかく絶対数が少なく、ほとんど販売店に関する情報が入りませんでした。
パッケージには MADE IN JAPAN の表記があります。

2002年12月6日出荷開始です。


こちらは、2002年当時に出た、ウォーマーと、ウォーマーと同じ模様をつけたZippoライターとのセット品です。画像データは ナショナル好き さんに提供していただきました。

こちらの流通量は大変に少なかったようです。定価はわかりませんが、このパッケージには10000円というタグがついていて、6800円程度で売っていたようです。パッケージは写真のとおり、ギフトボックスとZippo2002の2つの箱になっており、本体とライター、説明書は左のギフトボックスに、袋、ベンジンカップは右の箱に入って販売されていました。
付属のライターは、4色のパターンがあったそうです。(赤・黒・灰・青)


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