また資料編に戻しました。あっちこっちに行ったり戻ったりですいません。
右の袋は、「HAKKIN」という、もう10年以上前に国内使用はやめたはずの英字表記が使われています。ちなみにその時代、3Rはまだありませんでした。従ってこの袋は、国内での英字表記がすべて「HAKUKIN」に切り替わったあとに製造されたものだという非常に謎なことになっています。ちなみにこの3R袋は、ごく普通の大型薬店でごく普通に売っていた3Rについていたもので、購入は2004年初頭でした。どういう理由でこのようなものが存在するのか非常に謎です。
(追記)2004年10月まではこの袋の報告はありませんでしたが、11月以降、この袋の目撃証言が多くなっています。推測するに、ペットボトル再生フリースが入手困難になって他の材料で代用している場合、右のHAKKINロゴのものが製造されるのではないか、とか勝手ににらんでいますが考えすぎかもしれません。
なお、「HAKKIN」表記は海外向けにはまだ使われているほか、ハクキンベンジンのボトルにもあります。以前はボトルにはなかったのですが2003年以降突如出現しました。
ハクキンカイロの使い捨てカイロです。実物が発見されて謎でなくなったので、場所を移しました。資料編34 ハクキンカイロSoftのページをごらんください。
サイト読者の方に画像を提供していただきました。
本体左右の両脇に、点火チェック用インジケーターをつける部分のようなくぼみがあります。写真では片方ですが、逆側にも同じくぼみがあったそうです。本体刻印はHAKUKINなので、比較的最近に製造されたものと思われます。でも、この謎のへこみの存在理由と何故つけられたのかが謎です。
(追記)持ち主の方から、本体の形状が少しゆがんでしまった場合、形を整えるために圧力をかけて整形した跡なのではないか?という指摘を受けました。
1970年代か1980年代にハクキンカイロが薬店向けに配布していた販促資料のようです。ハクキンカイロの使い方や故障したとかいうお客からの質問に、薬店主がアドバイスを与えるための資料集というつくりになっています。資料に使われているモデルが点火芯付Aなので、恐らくこの時代のものだと思いますが、表紙のモデルは後期モデルなのに、説明書の中身の火口の説明は前期モデルだったりさすがハクキンカイロらしく、そして、1970年代らしく適当です。恐らく点火芯付A発売当初に製作され、その後、表紙は何度か改定を経るうちに差異が生じたのでしょう。文章は、A青函から点火芯付Aにモデルチェンジして使い方が変わったので、それをお客に説明するた、に書かれた、という感じです。
また、古いものはハクキンカイロの住所が「大阪市淀川区野中北1」になっているものが存在します。もちろん今と同じ場所なのですが、町内名しか書かなくてもよかったのんきな時代だったようです。
情報・画像提供:こまはむ氏