ハクキンカイロBM

現行モデルです。消耗品類(火口、ベンジンカップ、袋)はすべてBM専用品です。ライターがついているのが特徴です。

既にハクキンカイロの公式ラインナップからは外れています。消耗品等は在庫があれば本社通販で入手可能ですが、何故か火口が在庫切れになることが非常に多いため、使用中の火口は捨てずにとっておいたほうがよいかと思います。(後述しますが他のハクキンカイロ用火口の触媒部を移植すればまだ使えます)

袋は3Rのようなフリース袋ではなく、布製の別珍袋です。実際には、「HAKUKIN WARMER BM」という文字が入っているのですが、糊付けですぐはがれてしまいます。実用上は問題ありません。
ベンジンカップには「BM」の刻印があります。ベンジン18mlで18時間のモデルです。
火口には「ハクキン」の刻印があります。他のモデルは「HAKUKIN」や「PEACOCK」になっていますので、これはちょっと珍しいです。
ライター機能はカイロの点火専用。と説明書に書いてあります。ほかの用途に使うのは、あまり実用的ではありません。具体的には、カイロが点火していない状態でライターを使うと、カイロも発熱を始めてしまいます。かといって、発熱中にライターを使おうとすると、熱すぎて持てません。火口を外してライターを使おうとすると、本体のクチから中のベンジンに引火します。(一瞬、ボッ、と火がついてすぐ消えます)また、一般のオイルライターのように、完全に密閉ができませんので、ベンジンは2,3日で蒸発してしまいます。ライターとして使いたかったら、だめになったBM火口を常にフタの中に常備しておくとよいでしょう。それでも2日おきくらいに燃料を入れる必要がありますが。

と、延々と書きましたが、タバコを吸わない人にとってはライターを用意する必要がなく、大変に重宝するモデルです。

フリント(発火石)とウィック(ライターのひも)は、一般に売られているオイルライター用のものが使えます。オーストリアのIMCO社の規格が、事実上の世界規格になっているようです。日本では、IMCO互換のZippo用のもののほうが手に入りやすいようです。ライター部分は上に抜けるようになっていて、これでフリントとウィックを交換します。


BMはタンクのクチに図のような小さな金属製パイプが挿してあるロットがあります。長さは数mmです。あるもののほうが新しいロットのようです。これは、燃料を入れたときに、タンク内の空気を逃がすための空気穴のようです。なくなってもあまり困りませんが、ないとベンジンを注ぐとき少しあふれやすくなります。同じようなパイプは、こはるでも新しいロットのものにはついています。


火口がだめになっていてBM換火口がすぐ手に入らないような非常時には3R換火口の触媒部(スポンジ状の部分)を古い火口に移植して使います。詳しい手順はこちら。なおこの改造方法はメーカー非公認です。


いつ頃からあるモデルなのかはよく分かりませんが、1987年に商標登録出願されています。(1989年登録)
2006年3月、いったん、発売を終了した旨の表記が公式サイトに掲示されましたが、2007年3月に販売が再開されました。
ただし、2009年10月現在では、アウトレット商品のみの販売となっています。


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