現行のHAKKIN換火口を使えば、ハクキンカイロSTANDARD等通常モデルと同じに使えますが、当時のオリジナル火口を使いたい、という方のために説明します。
下の写真にもあるように、タンクのクチに赤いひもがあります。これが点火芯です。
火口は製造時期により若干構造が異なります。
ハクキンカイロ点火芯付A | 交換パーツ | |
火口 | HAKKIN換火口 | |
袋 | STANDARD用 | |
カップ | STANDARD用 | |
燃料 | 2杯(25ml) /24h |
タンクのクチの点火芯部分の拡大図です。
下は、点火芯が引き抜かれたものです。
下が、点火芯付A火口です。製造時期によりこのように若干つくりに違いがあります。
燃料を入れて火口をつけるところまでは同じです。点火の仕方だけ違います。
点火芯に火をつけ、そのまま数秒立てておき、火をつけたままフタをします。その後の使用法は基本編と同じです。
その他の使い方は基本編を参考にしてください。
この機種は火をつけたままフタをしてしまいますので、点火に成功しているかどうかが判断しにくいです。(基本編のように点火成功しているかを判断する方法がありません)
風の吹く野外では点火しにくいという欠点もあります。
しかし、火口自体は元々高温モデル用に設計されているだけあってタフです。他の火口は1,2シーズンでだめになってしまいますが、この火口は10年近く持つこともあります。
古い火口だからと捨てないで試しに点火してみると使えることもあるかもしれません。
HAKKIN換火口を使うときは、点火芯は不要です。引き抜いて使ってください。
逆に、点火芯を引き抜かれた本体で、どうしても再び点火芯付A火口を使いたい、という場合、太さ2mmのタコ糸で代用できます。ピンセットで適当に詰め込んでください。なお、通常のタコ糸は太さ1mmです。
IMCO規格のオイルライター用の芯が使用可能です。日本ではZippo用のものが入手しやすいです。