プラチナム用点火器を壊したりなくしたりしたときの応急点火方法です。
2ちゃんねるで紹介されていた方法です。電池以外何もいらないのである意味究極の点火法です。
専用点火器と異なり、マイナス極側を火口の脇の突起に押しつけます。そのほか図の黄色い丸の場所2カ所を接触させます。
アルミ箔をよじってこよりをつくります。
電池の+極を3Rプラチナム火口の赤い部分に接触させ、アルミ箔のこよりを電池の−極とカイロ本体に接触させ数秒後に離します。すると点火に成功しました。
アルミ箔でなくても、事務用クリップを広げるなど、手近な金属製品で代用できます。
こちらはクリップと輪ゴムで作った点火器です。
黄色の丸の部分3箇所同士が必ず接触するように数秒間押さえると点火できます。
ハクキンカイロ純正点火器と異なり、マイナス極を火口の赤い突起部に当てます。
点火器をバラしたところです。図のようにいったん広げたクリップを折り曲げてつくります。
点火器をそのまま放置すると、ショートして発熱・火災の危険性があるので、必ず何かケースに入れて保管してください。なお、写真のケースは、カバヤ食品製ジューCイチゴ(定価52円)です。うっかりお菓子と間違えないよう、包装をはがしてあります。
このクリップ点火器は、どの家庭にでもありそうなもので代用でき、ほとんど金をかけずに作れるところが利点です。
サイト作者がいろいろやってみて、一番よさそうだったのはは次に紹介するアルミテープ点火器でした。家庭用のごく普通のアルミテープを切って、縦1cm×横5cmのアルミテープ片を作ります。
これの右端だけを、少しだけ内側に折りこみます。そして、折りこんだほうを単三電池のマイナス極に貼り付け、残りの部分は電池の胴体部分に貼り付けます。
電池のマイナス極側から撮った写真です。
折った部分がわずかにマイナス極にかかるようにします。
使用方法です。黄色い丸でかこった3箇所が接触するようにします。
特に、下の部分は、タンクとアルミテープが接触するようにしないと点火できません。
このアルミテープ点火器も、放置すると何かに接触して発熱・火災の恐れがありますので、ケースに入れて保存してください。この型の点火器は、通常の電池ケースも使えるのが利点です。ただし、他の電池や金属と接触しないような形で保存してください。
2ちゃんねるで、電池1本で動く懐中電灯を点火器がわりにするというアイデアが出ていたのでやってみました。2ちゃんねるで紹介されていたのは数千円もする輸入ものの高級ライト(LED
LENSER David、レッドレンザー Vキューブ)だったのですが、サイト作者はそこいらの家電店で売っている普通の安いペンライトを使ってみました。
オーム電機の「アルミビーム CP-305」という単4電池を使うライトだと、本体だけでハクキンカイロ3RプラチナムとナショナルカイロBG-304の両方に点火できました。サイト作者は家電量販店で714円で購入しました。壊れにくい点火器にするという意味ではこの機種が一番良さそうです。
上記の高い輸入物のライトは、プラチナムには点火できますが、ナショナルカイロにはアルミ箔の玉を使っても点火できない模様です。
そのほかの機種でも試してみました。東芝P-513という、単4電池1本を使うライトです。これと、アルミ箔を丸めて作ったボール、単4電池を使いました。
このライトは写真左側の透明プラスチック部分を外して電池を入れるようになっています。
点火器として使うときは、プラスチック部分を外してから上のアルミ箔の玉を入れ、そこからさらに単4電池を入れました。
このまま点火器(にされたライト)をぎゅっと押して数秒で無事点火できました。
どうせなので、この点火器がナショナルカイロでも使えるか試してみましたがうまくいきました。ただ、10秒くらい押しつけないとうまくいかなかったです。