各モデルの比較

ハクキンカイロ5台

ハクキンカイロのふた5つ

ハクキンカイロのタンク5台

作者の持っているハクキンカイロ5台です。左から順に、BM(2002年購入)、ハクキンカイロA(青函、購入年不明),点火芯付A型(1984年購入),3R(購入年不明),Zippoハンディウォーマー2003年版(2003年購入)です。
BM本体の左のほうについているのがライターです。ここで火をつけると、横にある火口が加熱され、カイロも点火するというしくみです。ライターの芯とカイロの燃料タンクは本体内で一緒になっています。
ハクキンカイロA(青函)と点火芯付A型は、ふたの孔雀の模様で見分けがつきます。孔雀の羽が11本で、孔雀の胴体も穴になっているのがハクキンカイロA(青函)。孔雀の羽が9本になって、胴体は穴になっていないのが点火芯付A型です。
点火芯付A型と3Rは、外観はあまり変わっていません。3Rの後期版は、点火チェック用インジケーターがついていますが、私のものは初期型らしく、ついていませんでした。また、3R後期版は、「ハクキン」のロゴが「HAKUKIN」になっているようです。(これは、火口も同じです)
Zippoハンディウォーマー2003年版は、ごらんのとおり、ふたの穴以外、何から何まで3Rそのままのモデルです。ただし、火口の「HAKUKIN」ロゴはなくなっています。
ふたの写真は上部の4つの穴(BMは5つ)が見えるように撮影しました。なおA型にはさらに左右の脇(横)にも2つずつ穴のあるモデルが存在します。
タンクの口の写真を見ると分かるとおり、ハクキンカイロA(青函)〜3R、Zippo2003まで口の大きさが全部同じだということが分かります。形は微妙に異なっていて、たとえば点火芯付A型は、点火芯(赤いひも)をひっかけるための穴があります。また、この点火芯用の穴をあけるために、口のこの部分だけが薄くなっています。3R前期までは意味も無くこの部分が薄いモデルが製造されましたが、現在の3Rは、Zippo2003や古いA(青函)と同じように、タンクの口の厚さは一定になっています。

主なモデルはこれだけですが、このほか、現行機種では海外向けのPEACOCK#S,ハクキンカイロこはる、という機種が存在します。
既に販売を終了したモデル等のスペック一覧はこちら


ハクキンカイロの袋5つ

袋です。左から、BM、A型、点火芯付A型、3R、Zippo2003年の順です。BM袋には「BM」ってありましたが、「B」ははがれてなくなっちゃいました。HAKUKIN WARMERという表記もあったんですが、MERしか残ってません。....
よく見えませんが、中央、3Rのフリース袋はペットボトルを原料にしている旨書いてあります。
A型、点火芯付A型の時代は袋は布製で、名前も「別珍袋」といいました。袋のデザインは、時代によりかなり違うようです。点火芯付A型のこのチェックの柄付き別珍袋は、あまり出荷数が多くないようです。3R用フリース袋も、以前、ハクキンカイロ通販で別の色のものを販売していた時代がありました。
3R、Zippoにはひもがありませんが、必要なら、脇(Zippoは上)の黒い部分が中空になっていて、ひもを通すことができます。写真の3R袋は前期版用で、現在出荷中のものはZippo版と同じように、ひもを通す場所は上についています。


ハクキンカイロの火口5つ

ハクキンカイロの火口5つ(上から見た図)

火口です。
左から、BM火口、A火口、点火芯付きA型火口、3R火口、3Rプラチナム火口、Zippo2003年版火口です。(下の写真は上から見た図)
3Rプラチナム火口は、電池の+極と火口右側の赤い部分をくっつけると点火するしくみです。
A火口・点火芯付A火口・3R・3Rプラチナム・Zippo2003年版は、横から見ると火口の高さや形がずいぶん違いますが、底の大きさは下の写真で分かるように完全に同じなので、それぞれを使いまわすことができます。
BM火口は形が違い、他機種と互換性がありません。OEM向けモデルには、BM互換モデルもあります。


ハクキンカイロ ベンジンカップ2つ

燃料カップです。
左から順に、BM用(18ml),3R用(12.55tml),です。
BM用だけよく見ると「BM」と書いてあります。3R用は青いものもあります。


1.各モデルの比較 2.燃料及びオプション 3.非純正オプション 4.ナショナルカイロ 5.各モデル比較表
6.点火の様子 7.大正モデル 8.昭和初期モデル 9.ポケット暖 10.サンパッド
11.高温放熱型点火芯付 12.点火芯付A 13.こはる 14.コンパクト 15.ハクキンカイロA(赤函)
16.ハクキンカイロA(青函)
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